2019年03月19日にN&V Bridge Group は、あなぶきグループとのCAD設計の分野に関する連携パートナーとして、あなぶきグループの代表者らをサポートして共にハノイ工業美術大学を訪問し、大学の代表者との面談を設定しました。
面談会には、工業美術大学を代表する副学長である准教授・博士 DANG MAI ANH 氏および関連する大学の各学部・学科の講師、あなぶきグループを代表する代表取締役会長兼グループCEO、藏田徹氏、ホーチミン市支店の責任者、平井亘氏、専門理事の大平康喜氏、ソフト開発事業部長の石元啓介氏、並びにN&V Bridge Group の代表者、代表取締役社長 Nguyen Vo Huyen Duong 氏が参加し、三社間の協力に係わるプロジェクトの内容について相談する面談会を行いました。プロジェクトは今年中に実施される予定です。
N&V Bridge Group とのゲーム開発に関する教育連携プロジェクトの成功に続いて、この度の工業美術大学は、技術図面CAD専門に関して初めて、直接建築・不動産事業の企業と取引をし、これを通じて大学側は企業と交流し、教育方法、学生専門技術の向上について新しい知識を学習したいという気持ちを表しています。同時にあなぶきグループとの長期的な友好関係を築きたいとも期待しています。
学校を訪問する団体の代表者、藏田徹氏(あなぶきグループ代表)と Nguyen Vo Huyen Duong 氏(N&V Bridge Group 代表取締役社長)は、工業美術大学との協力を促したいという願望を伝えました。 三社とも、このプロジェクトにおいて最も重要な目標は人材育成であることを再確認しました。
事前に合意した内容に基づいて、あなぶきグループとN&V Bridge はCADセンター(ベトナムにおける研究、トレーニングセンター)を開設し、有限会社N&V Bridge にて事務所を置き、建築家、技術者、若年労働者のハイレベル人材が働ける環境を創り出しました。 その後、三社は、工業美術大学の学生とCAD設計に興味がある大学外の他の学生に向けて、インテリアデザインの分野におけるCAD設計の特別コースを工業美術大学で開設しました。いい成績を上げた学生は、CAD センターに参加できます。 さらに、学生の参加意欲を高めるために、三社は優秀な学生に奨学金を付与することに同意しました。
学生が日本式の教育方法やビジネスマナーに接することができるよう、最適な条件を提供したいという期待を持って、この協力プロジェクトはベトナム国内での仕事の機会を与えるだけでなく、これを通じて優秀な学生を募集し、日本語を教え、あなぶきグループのグループ各社や、日本での他の企業での仕事のチャンスも開いてくれます。
将来的にはあなぶきグループの専門学校代表者、大平康喜氏(会員学校システムの会長)、及び石元啓介氏(理事会のメンバー)はN&V Bridge Group および工業美術大学との連携し、ワークショップ、日越文化交流会などを開催することで、学生、教員との交流の基礎を築きたいと表しています。また、早いうちに面会、相談や協力を更に促進したいとも表しています。