2019年03月06日から2019年03月08日までの3日間、コンサルティング会社としてN&V Bridge はKADOKAWA株式会社(以下「KADOKAWA」)の団体のベトナム訪問および市場調査に協力しました。今回のKADOGAWA訪問団の目的としては、漫画やライトノベルの市場を拡大し、漫画やアニメの制作人材育施設を設立するためです。 具体的なスケジュールは次の通りでした。
1.N&V Bridge のハノイ事務所を訪問
2.ハノイ市文化・スポーツ・観光局(副局長:BUI THI THU HIEN氏)を訪問、面談
3.ハノイ工業美術大学を訪問 大学代表者と面談
4.キムドン出版社(社長:PHAM QUANG VINH氏)を訪問、面談
N&V Bridge Group の代表者 Nguyen Vo Huyen Duong 氏との面談で、KADOKAWAの代表者、常務執行役員 IPクリエイション事業本部長青柳昌行氏は有限会社N&V Bridgeと協力したいことを話し、ベトナム及びアジアの読者を対象に、漫画制作の方法を教えるプロジェクトをベトナムにて展開したいと表明しました。
N&V Bridge の duong 氏は、漫画とキャラクターなどプロの人材を提供することが可能で、及び研究室も設置するよう広範囲で協力する意思を確認しました。
今回のハノイ市訪問のポイントは、ハノイ市文化・スポーツ観光局の副局長との面会でした。 ハノイ市文化・スポーツ観光局の代表、BUI THI THU HIEN 氏は「ハノイ市は1000年以上の歴史がある首都であり、読書文化が続いており、特に近年では青少年読者若者に対する漫画市場が多く占めています。そして、本局も市内の書店や図書館を多く管理しており、KADOKAWAの作品の紹介や宣伝を支援します。」と発表しました。
この長期的なプロジェクトに向けて人材を準備するため、KADOKAWAはハノイ工業美術大学とも訪問し、面会を行いました。顧問の松本慈之氏は、処方の間の架け橋として、漫画制作人材育成施設の開設を促進するため、双方をお互いに紹介しました。 卒業生の卒業作品を展示している展示室を訪問した青柳氏は、工業美術大学の学生が非常に能力および上達可能性を持っていることを確認しました。 この協力体制は、学生のスキルの向上と就職支援に貢献します。
KADOKAWAグループの作品が広範囲に広がることを目指し、訪問団の代表者もキム・ドン出版社の社長 PHAM QUANG VINH 氏、及び出版社の著作権・外交担当スタッフと面会しました。
キム・ドン出版社社長 PHAM QUANG VINH 氏は、「KADOKAWAの作品は、いつもベトナムで売れている本トップの一つです。 将来的に協力できることは相互発展の機会を開き、色んな年齢層に向けて市場を拡大できることを期待しています。電子書籍という他の潜在的な分野においても、数年間後には市場の半数を占めると予想されます。 オンラインリーディングシステムによるライトノベルを開発することを目標に、双方がセキュリティ条件を強化し、アプリを構築することによって、サービス利用者の権利を最適化する必要があります」と話しました。
これに青柳氏も、「キムドン出版社はベトナムトップの大手出版社であり、信頼および評判が非常に高く、常に著作権、作者の権利、読者へのケアを最優先にしています。」と示しました。